20代の君たちへ
今日、後輩に仕事のアドバイスをした。
部署が変わって、直属の後輩というのがいないので、
久ぶりの感覚にいろいろ思うことがあった。
20代の君たちへ
"自分の価値は細部に宿る"よ。
その昔、「神は細部に宿る」と、
ドイツのアビ・ヴァールブックという建築家が言ったという。
物事を大きく見て、小さなことをおろそかにしては意味がない。
その細部にこそ人生の真実や宇宙の真理が示されているからだ。
まさにその通りだと思う。
(宇宙の真理はちょっと飛躍してるけどw)
仕事に関して、
この言葉は当てはまると思う。
物事を大きく見て
=とりあえず、発生した仕事に対応して、こなす。
小さなことをおろそかにしては意味がない
=細かい気遣いこそ、その仕事を対応する価値が生まれる。
やるのは当然。
つまりは0ポイント。
やり続けるのも0ポイント。
その細かいところで違いを出していくことで、
+1、はたまた+10、+100にもなる。
資料作りにしてもそう。
単純に言われたままを提出するのではなくて、
◇どういった意味をもつ資料なのか
◇その資料を効果的に見せるためにはどうするべきか
◇提案する人が提案しやすくするためにはどうするべきか
きちんと考え、
きちんと行動し、
きちんと伝える。
その小さいことの積み重ねが
自分がその仕事をするにあたっての生まれる価値である。
ただ単純にこなすだけなら、
今の時代PCをもっている人なら誰でもできる。
なんなら、少し先の未来では、AIがより精度の高いものを作ることができる。
AIじゃできない仕事をしよう。
それはきっと、
"相手の気持ちや立場になって物事を考える"ことだと思う。
だからこそ、
仕事相手に喜ばれた時、自分も嬉しいんだよ。
「ダサい仕事をするな」
口では簡単に言えるけど、
なぜそれがダサいのか、
どうしたらイケてるものになるのか、
先輩たちはきちんと後輩たちに言葉として伝えていかなきゃいけないよなぁ。
社会人7年目にして、
やっとそうゆう感覚的に感じていたことが、
理屈を含め分解することができるようになった。
言葉にして伝えることができるようになった。
しみじみ思う。